東京世界陸上2025・9月13日【初日】注目ポイント

34年ぶりに母国開催となった世界陸上東京2025が、ついに本日9月13日開幕!朝の競歩から夜の100m予選まで、日本代表の熱い挑戦と世界トップ選手の超人パフォーマンスが次々と繰り広げられます。

川野将虎の金メダルなるか、桐生&サニブラウンの爆走は決勝に届くのか。そして世界の怪物クルーザーやハッサンらが魅せる“人類の限界突破”にも注目。新テーマ曲やユニフォームもSNSで話題沸騰中の今夜、東京が世界中の視線を集めます。

目次

競歩35km:日本お家芸からメダルスタートに期待

大会初日の朝は男女35km競歩からスタートします(午前7時30分開始)。競歩は「日本のお家芸」と呼ばれる種目で、近年は厚底シューズへの対応遅れもありましたが再び上位を狙える力を取り戻しています。

中でも男子では 川野将虎 選手(旭化成)に注目。川野選手は 2022年大会銀メダル、2023年大会銅メダル と2大会連続でメダルを獲得中で、悲願の金メダルを母国で狙います。昨年10月には 当時の35km競歩世界記録 2時間21分47秒をマークしており、朝から日本選手の活躍に期待がかかります。

男子100m予選:桐生&サニブラウンらが世界に挑む

夜のトラック競技では、陸上の華 男子100m がいよいよ予選開始(20:35予定)となります。

日本からは 桐生祥秀(日本生命)サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)、そして大学生スプリンターの守 祐陽(大東文化大4年)という3人がエントリーしています。桐生選手は日本人初の9秒台スプリンターとして知られ、サニブラウン選手は日本記録9秒97を持つエースです。今年は守選手のような新星も加わり、まずは予選突破から決勝進出を目指します。

一方、世界最速の座 を巡る戦いも注目ポイントです。今季は 9秒7台 を叩き出している選手が既に2人おり、その一人はジャマイカの新鋭キシェーン・トンプソン、もう一人は200mが主戦場のアメリカのケニー・ベドナレクです。

世界トップレベルのハイレベルな戦いの中、日本勢がどこまで食い込めるか。1秒後、世界が変わる。という大会キャッチコピーの通り、一瞬たりとも目が離せません。

夜の決勝ハイライト:ショットプット&女子1万mほか

大会初日の夜には早くも金メダルが懸かった決勝種目が登場します。

まず男子砲丸投げ決勝(21:10予定)では、世界記録保持者である ライアン・クルーザー 選手(米国)に注目です。クルーザー選手の持つ世界記録は 23m56(2021年)という途方もないもので、2位以下を大きく引き離すパワーを誇ります。盟友ジョー・コバクス(米国)らとの投擲合戦は「陸上界の怪力No.1決定戦」とも言われ、観客を沸かせること間違いなしです。残暑の東京で世界新記録が飛び出す可能性は低いかもしれませんが、“人類の限界”に迫る大迫力の投擲は要チェックです。日本勢にとって砲丸投げは鬼門の種目で入賞すら至難ですが、世界トップの超人技を目撃できる絶好の機会でしょう。

そして女子10,000m決勝(21:30予定)も見どころです。夜とはいえ気温が高い可能性があり、過酷なレース展開が予想されています。東京五輪で長距離2冠を達成したオランダの シファン・ハッサン や、女子1万m世界記録(29分01秒)保持者のエチオピア・レテセンベト・ギデイ、同じくエチオピアの前回世界王者 グダフ・ツェガイ など世界の錚々たるランナーが集結し、熾烈なメダル争いが展開されそうです。日本勢も代表選手が決勝に挑む見込みで、暑熱対策や集団走の駆け引きなど「耐久レース」を制する鍵に注目です。「地元の声援を背に、日本人選手がどこまで食らいつけるか」は長距離ファンならずともハラハラドキドキのポイントでしょう。

さらに、初日夜の混合4×400mリレー決勝(22:20予定)も要注目です。男女2人ずつがバトンを繋ぐユニークなリレー種目で、各国オーダーの駆け引きが勝負を左右します。2019年に新設されたまだ新しい種目ですが、アメリカなど強豪国同士の対決はエキサイティングです。日本チームも予選を勝ち上がれば決勝に登場する可能性があり、スタンドのボルテージも最高潮に達することでしょう。

SNSで盛り上がるトレンド&小ネタあれこれ

大会開幕に合わせて、SNS上でも様々な話題が飛び交っています。記事のネタにもなりそうなトレンドをいくつかピックアップしてみましょう。

  • “ギネス世界新”前夜祭リレー
    開幕前日の9月12日夜、東京・銀座上空の高速道路(KK線)で行われた前夜祭イベントにて、1時間以内に256人 がバトンをつなぐ100mリレーでギネス世界記録™を更新する快挙がありました。元日本記録保持者の寺田明日香さんがラストランナー(253番目)を務め、見事世界新を樹立。「世界陸上の前日に盛り上がったので、本番ももっと盛り上がってほしい」と寺田さんも語っており、このニュースはSNSでも大きな話題に。大会初日に向けて早くも“ウォーミングアップ完了”といったムードです。
  • 日本代表の新ユニフォーム
    今大会の日本代表選手団は、新デザインの公式ウェア「サンライズレッド」ユニフォームを身にまとっています。日本の伝統芸能から着想を得たデザインで、軽量性と機能性 を兼ね備えた素材を採用。実際に選手が着用するオーセンティックシャツと同仕様のレプリカも販売されており、ファンの間では「カッコいい!欲しい!」と盛り上がりを見せています。真紅のユニフォームは朝焼けをイメージしており、日の丸とともに選手の背中を後押ししてくれるはずです。
    【最新】2025年東京世界陸上ユニフォーム発表!歴代デザインに込められた想いとは?
  • お馴染みテーマ曲が交代!
    TBS中継の“顔”だった俳優・織田裕二さんが前回大会(23年)でキャスター卒業となり、16年間親しまれた織田さんのテーマ曲「All My Treasures」もついに世代交代。今年の世界陸上からはシンガーソングライター 星野源 さんの書き下ろし新曲「生命体」が新テーマソングに採用されています。SNS上では「やっぱり『All My Treasures』が流れないと物足りない!」「新曲も良いけど聞き慣れなくて新鮮」といった声が飛び交い、“世界陸上といえば織田裕二”世代からは懐かしむ反応も。新旧テーマ曲の話題も含め、大会全体が大いに盛り上がっています。
    織田裕二『All My Treasures』誕生秘話 – 世界陸上テーマ曲の制作背景と魅力

初日から日本人選手の活躍や世界トップ選手の超人パフォーマンスが目白押しの東京世界陸上2025。

「34年ぶり母国開催」という特別な舞台で、一瞬一瞬生まれるドラマをぜひ楽しんでください。今日のハイライトを押さえたら、SNSで感じた興奮をシェアしつつ、日本代表にエールを送りましょう!

世界の超一流アスリートたちの走り・投てき・跳躍に胸を躍らせながら、みんなで陸上世界一決定戦を満喫しましょう✨。

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