【東京世界陸上代表】泉谷駿介選手の世界陸上での軌跡と注目ポイント

【東京世界陸上代表】泉谷駿介選手の世界陸上での軌跡と注目ポイント

泉谷駿介選手とは?基本プロフィールと専門種目

泉谷駿介選手は、2000年1月26日生まれの日本の陸上競技選手です。彼の専門は主に110mハードルですが、三段跳走幅跳といった跳躍種目でも高い能力を発揮する、まさにオールラウンダーと言える存在です。

110mハードルでは、13秒04という驚異的な自己ベストを持ち、これは現在の日本記録でもあります。彼は、2020年東京オリンピック2022年世界陸上競技選手権大会の110mハードル日本代表として選出されるなど、国際舞台での活躍も目覚ましい選手です。

横浜市立緑が丘中学校、武相高等学校、順天堂大学スポーツ健康科学部を卒業後、現在は住友電工に所属しています。

泉谷駿介選手の主な世界大会出場歴

泉谷駿介選手は、これまで数々の国際大会でその実力を証明してきました。彼の主な世界大会出場歴は以下の通りです。

  • 2018年世界U20陸上競技選手権大会(タンペレ): 110mハードルで3位入賞を果たし、U20日本歴代3位(当時)となる13秒38を記録しました。
  • 2019年夏季ユニバーシアード(ナポリ): 110mハードルで3位入賞という成績を残しました。
  • 2020年東京オリンピック: 110mハードル日本代表として出場し、準決勝に進出しました。
  • 2022年世界陸上競技選手権大会: 110mハードル日本代表として準決勝に進出しました。
  • 2023年世界陸上競技選手権大会(ブダペスト): 110mハードルで日本勢史上初の決勝進出を果たし、5位入賞という快挙を達成しました。
  • 2023年ダイヤモンドリーグ: ローザンヌ大会で110mハードル初出場ながら優勝という歴史的快挙を成し遂げ、ロンドン大会でも2位、ユージーンでのファイナルでは4位となりました。
  • 2024年パリオリンピック: 110mハードルで準決勝に進出しました。
  • 2025年世界室内陸上競技選手権大会(南京): 走幅跳で自己ベストとなる8m21を記録し、4位入賞を果たしました。

これらの経験が、彼を世界のトップ選手へと押し上げる大きな要因となっています。

なぜ泉谷駿介選手が世界陸上で注目されるのか?

泉谷駿介選手が世界陸上で注目される理由は多岐にわたります。

最も大きな理由の一つは、彼が日本記録保持者であることです。110mハードルで打ち立てた13秒04という記録は、東京オリンピック金メダリストと同タイムであり、世界陸連のスコアリングテーブルでは100mの9秒88相当と評価されるほどのハイスコアです。

また、2023年のブダペスト世界選手権で日本人初の決勝進出を果たし、さらに5位入賞という快挙を成し遂げたことも、彼の注目度を飛躍的に高めました。この実績は、それまで「世界から一番遠い種目」とされてきた110mハードルにおいて、日本勢が世界で戦えることを証明した象徴的な出来事でした。

さらに、近年挑戦している走り幅跳びとの「二刀流」も、彼の話題性を高めています。

世界室内陸上競技選手権大会で4位入賞を果たすなど、その非凡な才能はハードルだけにとどまらないことを示しており、彼の今後の可能性に大きな期待が寄せられています。

泉谷駿介選手の世界陸上での輝かしい成績

2023年ブダペスト世界選手権での快挙:日本人初の決勝進出と5位入賞

泉谷駿介選手が2023年世界陸上競技選手権大会(ブダペスト)で成し遂げた功績は、日本陸上界の歴史に深く刻まれました。彼は男子110mハードルにおいて、日本勢史上初の決勝進出という快挙を達成しました。準決勝では終始上位でレースを展開し見事1着となり、ファイナリストの座を掴みました。

続く決勝では、両脚に痙攣を起こしながらも13秒19を記録し、堂々の5位入賞を果たしました。メダル獲得までわずか0.1秒差という、惜しくもメダルには届かなかったものの、その健闘ぶりは世界に泉谷駿介選手の実力と存在感を強く印象づけました。この入賞は、同種目における日本人最高位であり、まさに歴史的快挙と言えます。

自己ベスト更新と日本記録樹立:13秒04の衝撃

泉谷駿介選手は、日本記録保持者としてその名を馳せています。2023年6月の第107回日本陸上競技選手権大会(長居スタジアム)において、彼は男子110mハードルで13秒04(-0.9)という驚異的なタイムを叩き出し、自身の自己ベストを更新するとともに、日本新記録を樹立しました。これは、日本人初の13秒0台を記録した前年の13秒06をさらに短縮するものです。

この13秒04という記録は、世界陸上連盟が設定するスコアリングテーブルでは、100mに換算すると9秒88相当の評価を受けるほど高いレベルのものです。この記録は、彼が世界のトップ選手と肩を並べる実力を持っていることを明確に示しており、日本のハードル界における新たな時代の到来を告げるものでした。

ダイヤモンドリーグでの優勝経験とその意義

泉谷駿介選手は、世界最高峰の陸上競技大会であるダイヤモンドリーグでも輝かしい実績を残しています。2023年6月末に行われたダイヤモンドリーグ第6戦(スイス・ローザンヌ)では、13秒22(-1.0)を記録し、初出場ながら見事優勝を飾りました。これは、トラック競技において日本人選手が同大会を制する史上初の快挙であり、日本陸上競技史に新たな歴史を刻みました。

さらに、7月末に行われたダイヤモンドリーグ第10戦(ロンドン)では、米国のグラント・ホロウェイ選手と接戦を繰り広げ、13秒06(+1.3)で2位に食い込みました。

これらの経験は、彼が世界のトップ選手たちと互角に戦えることを証明し、自信を深める上で非常に大きな意味を持ちました。ダイヤモンドリーグでの活躍は、彼が世界陸上やオリンピックといった大舞台でメダルを狙える位置にいることを示す重要な指標となっています。

泉谷駿介選手の「二刀流」戦略:ハードルと走り幅跳び

なぜ二刀流に挑戦しているのか?その背景と目的

泉谷駿介選手110mハードル走り幅跳び「二刀流」に挑戦している背景には、彼の陸上競技に対する深い愛情と、自身の可能性を最大限に引き出したいという強い思いがあります。

彼はもともと高校時代に八種競技でインターハイ優勝を果たすなど、複数の種目で高い能力を持つマルチアスリートでした。大学進学時も種目選択に迷い、最終的には三段跳をメインに、走り幅跳びと110mハードルも並行して取り組むことを決意しています。

泉谷駿介選手自身は「走るのも跳ぶのも好き」と語っており、スプリント強化の一環として100mのレースに出場することもあります。走り幅跳びに取り組むことで、ハードルに必要な力強い踏み切りやバネのある走りがさらに磨かれるという相乗効果も期待できます。

彼の「二刀流」は、単なる好奇心ではなく、競技力向上への飽くなき探求心と、より高みを目指すための戦略的な挑戦と言えるでしょう。最終的な目的は、東京世界陸上での2種目メダル獲得という大きな目標を掲げています。

走り幅跳びでの自己ベストと世界室内選手権での活躍

泉谷駿介選手は、走り幅跳びにおいても日本トップクラスの実力を誇っています。2023年9月に行われた全日本実業団対抗陸上競技選手権大会では、8m10(-0.4)の自己ベストを記録し、2連覇を達成しました。この記録は、国内トップレベルの記録であり、彼が走り幅跳びでも十分に戦える能力を持っていることを示しています。

さらに、2025年3月に中国・南京で開催された世界室内陸上競技選手権大会では、走り幅跳びに出場し、自身の自己ベストを更新する8m21を記録しました。この素晴らしい記録で、彼は4位入賞という快挙を成し遂げました。これは、この種目における日本人選手の入賞としては、1985年パリ大会の臼井淳一さん以来、実に40年ぶりのことです。

東京オリンピック金メダリストのミルティアディス・テントグルーさん(ギリシャ)といった世界の強豪を抑えての入賞は、泉谷駿介選手の走り幅跳びにおける潜在能力が世界レベルにあることを証明しました。

今後の「二刀流」の展望と課題

泉谷駿介選手の「二刀流」挑戦は、今後の陸上界においても大きな注目を集めるでしょう。彼は「これからもその2種目を続けていく勢いで頑張りたいと思うので、うまく自分の身体と相談しながらどんどん学んでいこうと思います」と語っており、継続への意欲は尽きていません。

しかし、2種目をこなすことには当然ながら課題も伴います

泉谷駿介選手自身も「自分の中でも苦戦をして、身体の状態の維持が大変でしたね。ケガもして、まだまだ自分には足りないなと言うことを痛感しています」と語るように、コンディション管理や怪我のリスクは大きな課題となります。

特に、東京世界選手権では男子110mハードルと走り幅跳びが同日に行われる可能性もあるため、両種目でのパフォーマンスを最大化するための調整が重要になります。

泉谷駿介選手が掲げる「2種目メダル獲得」という目標は非常に高いものですが、彼の飽くなき探求心と、体の声に耳を傾けながら最適なマネジメントを行う能力があれば、その可能性は十分に秘められていると言えるでしょう。

泉谷駿介選手の強さの秘密:技術と精神力

”世界一のインターバル”とは?その技術的特徴

泉谷駿介選手の最大の武器の一つとして、指導する日本陸連の山崎一彦強化委員長が世界一のインターバルと太鼓判を押す技術があります。110mハードルにおいて、ハードル間の9.14mを3歩でいくのが主流ですが、いかにリズムよく、速いピッチで走るかが非常に重要になります。

身長175cmと陸上選手としては小柄な泉谷駿介選手は、このハードル間のインターバルの技術が非常に高く、細かくピッチを刻むことで、ハードルに足をぶつけることなくスムーズにクリアすることができます。これは、ハードルを遠くから跳ぶことで減速を最小限に抑え、後半までスピードを持続できる彼の高い技術力に支えられています。

「ハードルに体を当てずに乗り越えられたら、僕の方がいいことがある」と彼自身も語るように、この独特のインターバル技術が、彼が世界で戦える大きな要因となっています。

身長175cmが武器となる理由

110mハードルは、身長の高い選手が有利とされ、かつては日本選手にとって「世界から一番遠い」といわれた種目でした。しかし、泉谷駿介選手は身長175cmという体格をむしろ武器に変えています。

身長190cm前後の選手は腰の位置が高く難なくハードルを越える一方、ハードル間の速度調節に苦戦しやすい傾向があります。対して泉谷駿介選手は、前述の「世界一のインターバル」技術を駆使し、ハードル間の細かい足さばきに磨きをかけました。これにより、ハードルを遠くから跳ぶことで減速を最小限に抑え、後半までスピードを持続することが可能となりました。

また、彼独特の腕の動き(飛ぶ時に腕を引くような動き)も、意図せずして重心を低く保ち、スムーズなハードリングを可能にしている要因の一つとされています。このように、小柄な体格だからこそ身についた技術が、彼を世界のトップへと導いているのです。

挫折を乗り越え成長したメンタルの強さ

泉谷駿介選手は、「どんな大会でもあまり緊張しないタイプ」と自負するほどの強心臓の持ち主です。しかし、彼もまた、いくつかの挫折を経験し、それを乗り越えることで精神的に大きく成長してきました。

特に印象的なのは、2017年の南関東総体での経験です。

八種競技で同級生の原口凜太郎さんに敗れて2位、三段跳でも3位という結果に終わり、表彰式後に涙を流したとされています。この時、彼は「プレッシャーに負けました。ただただ悔しい」と語りながらも、「絶対に勝ちます」とリベンジを誓いました。その言葉通り、続くインターハイでは八種競技で優勝し、強くなって見せました。

また、2019年のドーハ世界選手権では、肉離れのため予選を欠場し、スタンド観戦という悔しい経験をしました。この試合を「印象に残っている試合」として挙げ、「肉離れのため欠場し、スタンド観戦となり悔しい思いをしたから」と語っています。

2020年東京オリンピックでの準決勝敗退も、彼にとっては大きな悔しさとなりました。世界王者グラント・ホロウェイ選手(米国)との戦いで「意識して集中できなかった」と語り、目標だったファイナルにあと一歩届かなかったことに対して「現実を受け入れられない」と呆然とした様子を見せました。

しかし、これらの悔しさをバネに、泉谷駿介選手はさらに練習に打ち込み、強くなっていきました。「悔しければ悔しいほど、もっと強くなる」という彼の言葉は、彼のメンタルの強さを象徴しています。

海外転戦を重ね「自信がついた」ことで、体格の大きな海外選手を相手に物おじしない走りができるよう成長した泉谷駿介選手は、まさに「陸上競技全般が好き」という純粋な情熱と、挫折を乗り越える精神力によって、世界のトップへと駆け上がっています。

泉谷駿介選手のキャリアを形成した道のり

陸上競技を始めたきっかけ:中学・高校時代

泉谷駿介選手が陸上競技を始めたのは、横浜市立緑が丘中学校への進学を機でした。小学校ではサッカーをしていましたが、「当時はあまり好きではなく、途中で飽きてしまった」と本人も語っています。

最初は短距離走に取り組んでいましたが、中学1年時と2年時は補欠でした。3年時には出場枠が余っていた四種競技に取り組むも、県大会には届かないレベルだったと言います。当時一番得意としていた種目は走高跳でした。

武相高等学校に進学すると、彼は走高跳に種目を絞り、1m94の自己ベストを記録しました。しかし、秋頃には練習の一環で始めた三段跳で潜在能力の高さを示し、冬季の混成競技会ではハードル走や砲丸投でも好成績を記録。身体が大きくなり、筋肉もついてきたことで手応えを感じ、八種競技への本格参戦を決意しました。

高校2年時にはインターハイ予選を突破し、自身初となる全国大会出場を果たしました。高校3年時には八種競技で高校歴代7位(当時)の5815点を記録し、インターハイで優勝。三段跳でも15m69の好記録で神奈川県高校記録を42年ぶりに更新しました。

この頃から、110mハードルでも頭角を現し始め、国民体育大会で3位入賞、横浜市選手権では高校歴代4位(当時)となる13秒93を記録するなど、ハードル選手としての開花の兆しを見せました。

八種競技からハードルへ:順天堂大学での転機

高校時代に八種競技で輝かしい実績を残した泉谷駿介選手は、順天堂大学スポーツ健康科学部に進学しました。大学進学にあたり、どの種目を専門にするか迷ったものの、最終的には自分の好きな種目である三段跳をメインに、走幅跳110mハードルも並行して取り組むことを決意し、跳躍ブロックとして陸上競技部に入部しました。

大学1年時には、三段跳や走幅跳の出場枠が埋まっていたことから、春先の大会は主に110mハードルに出場しました。そして、その才能はすぐに開花します。

7月にはフィンランドで開催された2018年世界U20陸上競技選手権大会に110mハードル(0.991m)で出場し、3位入賞を果たしました。9月の日本学生陸上競技対校選手権大会では、1年生ながら110mハードルで優勝。そして10月のU20日本陸上競技選手権大会では、110mハードル(0.991m)でU20アジア新記録・日本新記録となる13秒19を記録して優勝し、三段跳でも自己記録を更新して2冠を達成しました。

この頃から、泉谷駿介選手はハードル種目での才能を本格的に開花させ、その後の彼のキャリアにおいて110mハードルが軸となる転機となりました。

住友電工所属後のさらなる飛躍

順天堂大学を卒業し、住友電工に所属してからは、泉谷駿介選手はさらに飛躍的な成長を遂げました。社会人になってからも、彼は国内外の大会で素晴らしい成績を残し続けています。

2023年には、自己ベストであり日本新記録となる13秒04を樹立し、日本陸上競技選手権大会で3連覇を達成しました。この記録は彼を東京世界陸上競技選手権大会の出場内定へと導き、同大会では日本勢初の決勝進出、そして5位入賞という歴史的快挙を成し遂げました。

さらに、ダイヤモンドリーグでは日本人トラック競技選手として史上初の優勝を果たすなど、世界の舞台でその実力を証明しました。

住友電工所属後も、彼は「二刀流」への意欲を失わず、走り幅跳びでも8m10の自己ベストを更新し、全日本実業団で2連覇を達成。そして2025年世界室内陸上競技選手権大会では走り幅跳びで4位入賞を果たすなど、その多才ぶりを発揮しています。住友電工という安定した環境とサポートが、泉谷駿介選手の更なる成長と挑戦を後押ししていることは間違いありません。

泉谷駿介選手に関するよくある疑問

泉谷駿介選手の身長や筋肉量について

泉谷駿介選手の身長は175cmです。110mハードル選手としては比較的小柄な部類に入りますが、彼の強みである「世界一のインターバル」技術や、ハードルを遠くから跳ぶことで減速を最小限に抑える走法にこの身長が活かされています。

筋肉量については、具体的な数値は公開されていませんが、高校時代に八種競技に取り組んだ経験や、大学・社会人になってからもウエイトトレーニングを趣味としていることから、非常にバランスの取れた強靭な肉体を持っていると推測されます。彼の力強い踏み切りやバネのある走りは、鍛え上げられた筋肉に裏打ちされたものです。

泉谷駿介選手の現在の所属は?

泉谷駿介選手は、順天堂大学スポーツ健康科学部を卒業後、現在は住友電工に所属しています。住友電工は、陸上競技部を持つ企業として知られており、泉谷駿介選手はそこで競技生活を続けています。

泉谷駿介選手の100mの記録は?

泉谷駿介選手は、主に110mハードルや走り幅跳びといった種目を専門としていますが、スプリント能力も非常に高い選手です。彼の100mの自己ベストは、10秒30(±0)です。これは2024年8月30日のAthlete Night Games in FUKUI 2024での予選で記録されたもので、110mハードル日本記録保持者としては非常に速いタイムと言えます。この高いスプリント能力が、彼のハードル間のインターバル技術や走り幅跳びの助走に活かされています。

泉谷駿介選手に怪我の経験はある?

はい、泉谷駿介選手には怪我の経験があります。特に、2019年のドーハ世界選手権では、男子110mハードルの日本代表に選出されていたにもかかわらず、右太もも裏の肉離れを起こしてしまい、予選を欠場するという悔しい経験をしました。この怪我は、彼にとって印象に残っている試合の一つとして挙げられており、「肉離れのため欠場し、スタンド観戦となり悔しい思いをしたから」とその理由を語っています。

また、2020年にも学内競技会で肉離れを起こし、リハビリを経て日本選手権に復帰しています。近年挑戦している「二刀流」においても、彼は「ケガもして、まだまだ自分には足りないなと言うことを痛感しています」と語っており、コンディションの維持と怪我の予防が今後の大きな課題であることを認識しています。

しかし、これらの怪我の経験も、彼が自己の身体と向き合い、より効果的なトレーニングやマネジメントを学ぶきっかけとなっており、彼の成長に繋がっていると言えるでしょう。

2025年日本選手権:男子110mハードル

東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、泉谷駿介選手は男子110mハードルで13秒22(+0.8)の記録で優勝しました。

13秒27の東京世界選手権参加標準記録を突破していましたが、今大会でも予選から3本ともクリアし、4大会連続の世界選手権代表に内定しました。